ボルダリングを始めて1〜2ヶ月程経った頃でしょうか?だいたい6〜5級を登れるようになってくるとマイシューズが欲しくなった方、いますよね??
ボルダリングシューズとは
知らない方のためにもおさらい。ボルダリングシューズとはロッククライミングをするための専用シューズです。自然の岩やクライミングジムで使用します。『クライミングシューズ』と呼ばれることが多い。
マイシューズの選び方
マイシューズの選び方のポイントを挙げていきます。
痛くないシューズを選ぶ
シューズを買い求めに行き、店員に相談すると言われる第一位が「つま先が少し曲がるぐらいでちょうどいいです。このシューズは革なので伸びます」これ、もう考え方が古いしナンセンスですからね!初めの一足目から痛いのを我慢して攻めても、モチベーション下がりますからね。
店員はなぜ痛いシューズをオススメするの?
補足ですが、店員も理由があって小さ目の痛いシューズをオススメします。これは、シューズが足に密着するほど、ホールドに乗ったとき靴の中で足が動かないからです。シューズの中で足が動いてしまうと、小さなホールドなどからズレ落ちる場合があります。これを防ぎます。
初心者の方はいきなり小さいホールドばかり乗るわけではないので、痛くないシューズで良いということになります。
試着時、これだけは気を付けて!
シューズの試着はビニール袋を使用して試し履きさせてもらえます。しかし、できれば実際にジムでシューズを履く時のスタイル(靴下など)で試着してください。なぜなら、ビニールだと滑って足入れが驚くほど良いです。購入意欲が湧いてサイズを軽視し、小さいシューズを攻めがちになるので、注意が必要です。
ストレートタイプを選んで
シューズは大きく分けて2種類あります。オススメは踵からつま先まで真っ直ぐな「ストレートタイプ」。足入れが良く履きやすく、ボルダリングに夢中になって長い時間履いてても足が痛くなりにくいです。
一方は靴底がアーチ状に湾曲している「ターンインタイプ」。小さいホールドにも乗りやすく、足先の感覚が伝わってきます。上級者になるほどこちらのシューズを選ぶ方が多いです。
インターネットで買わないで
便利になったこのご時世、初めてのマイシューズを安く手に入れようと考える方もいるかもしれませんが、ネットでの購入はやめましょう。実際に手に取り、試着し、気に入った一足を買いましょう。クライミングシューズで足のサイズが分かっている場合、二足目などはネット安く買えると思います。
シューズの機能性
ベルクロ
マジックテープでビリビリと脱着できるタイプです。脱ぎ着しやすいので初心者に優しい機能です。シューズに馴染まず「痛い」と感じたらすぐに解放できます。これが1番オススメです。

ベルクロ部分を指でつまんでいる
レース
紐で結ぶタイプ。足の甲の部分が紐で固定されるため、フィット感は抜群です!ただし、紐なので脱げにくく、ちょっとした休憩などが取りにくいです。二足目、三足目に買われる方が多いです。

レースタイプ
スリッポン
ベルクロもレースも無くスリッパのように履きやすいタイプです。スリッパと言えど踵の部分はあります。シューズの中では1番安いです。履きやすい反面脱げやすいので、上級者課題になるほど登っている最中脱げるのが嫌になります。試しに買ってもいいかなという方はスリッポンを。

スリッポンタイプ
一足目にオススメはこれ
一足目のシューズはMadRock、Evolvがオススメです!クライミングシューズの相場は1万6千円~2万円と言われる中、この2メーカーは1万3千円前後で手に入ります。

MadRock

Evolv
どこで買えばいいの?
スポーツショップでは、カモシカスポーツ、石井スポーツ、にいくつか種類があります。近隣のスポーツショップを探してみてください。最近ではクライミングジムでも売っていることがあるので、通っているジムに無い場合は他のジムに問い合わせてみてください。
経験者と買いに行こう
ここまで書いても、なんとなくしか分からない方がいるかもしれません。そんなあなたは、ぜひ経験者に付き添ってもらいましょう。経験者の友人がいれば最適ですが、いない方は次の内容を参考にしてください。
- ジムで知り合った経験者
- SNSで知り合った経験者
- 仲良くなったジムスタッフ
クライマーのみなさんは基本的に優しく、あなたの助けになってくれます。
それでも声を掛ける勇気が湧かない、そんなあなたは私に声を掛けてください。
関東地方在住限定になりますが、東京駅から80分圏内でお付き合いさせていただきます。
あんまり遠いのはごめんなさい(笑)
最強のフリクションを得るためのチョークはもう持っていますか?